九州地方の波佐見焼職人がつくる、
お酒をまろやかな口当たりにする
お酒専用のセラミックフィルター。
いつものお酒をもっと美味しくする、
ちょっと不思議な「金の雫」
ぜひご自身で体験してみてください。
『伝統工芸 × 先端科学が生んだ新しいもの』
様々な素材を絶妙なバランスで配合して作られたセラミック構造のフィルターは、長崎県の波佐見焼職人と水質改善の会社「ネイチャー」が共同で開発。
コーヒーのフィルターは既にありますが、「どうせ作るなら今世の中にないものを作りたい」と、お酒専用のフィルター作りに取り掛かりました。
『波佐見焼とは』
波佐見焼(はさみやき)は、長崎県東彼杵郡波佐見町付近でつくられる陶磁器を言います。
波佐見焼の特徴は、シンプルで飽きのこないデザイン。また、丈夫で日常食器として使いやすいことから、老若男女さまざまな人に愛されています。
波佐見焼の歴史は古く、今から400年ほど前の慶長年間に、藩主大村氏が朝鮮から連れ帰った陶工に始まるとされています。
江戸時代に普及した『くらわんか碗』によって、それまで高価で庶民には高根の花であった磁器が、大衆向けの食器として庶民にも利用されるようになり、波佐見焼は大村藩の特産品になっていったそうです。そのため、今日でも日常使いの食器生産が盛んで、1990年代前半には、全国の生活雑器のシェアの1/4から1/3を占めたこともあるそうです。
『陶芸作家の技術とアイディア』
陶工の家に生まれ育った山口清久さん(写真左)。 30歳で『一作窯』を開業。3年間の研究開発を経てセラミックフィルターを作り上げました。
このセラミックフィルターこそ『金の雫』を商品化するきっかけ。
当初、「これで水道水がまろやかになるんだよね」と聞いた時、半信半疑だったと言うネイチャーの三小田さん(写真右)。「自分で飲んでみたら本当にそうでした!」
「これは面白い!と友人にも譲ったところ"これを通したら酒が美味くなるんだよ!"と教えてもらったんです。」
「色んなところで試してもらっても、皆”お酒がまろやかになった”という感想でした。会社にフィルターのサンプルを置いておいても、すぐに無くなってしまうんです笑」
『金の雫ができるまで』
まず最初の難関は材料の配合でした。
注いだお酒が滞らずに流れるような孔の大きさ、汚れがつきにくい、そしてなにより、ちゃんと美味しくなること。
最終的に一番最適な8種類の材料、そして配分量にたどり着きましたが、0.1g単位で配合を変えながら調整を繰り返すこと丸2年掛かりました。
『金の雫』はろくろ成形で一つ一つ形を作り、電気釜で一気に焼きあげます。
陶芸作家が材料の配合から焼成までを研究してつくり出した正に逸品です。簡単に真似ができないため、このセラミックフィルターをつくれるのは世界中で山口さんだけと言っても過言ではないでしょう。
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